「バストアップマッサージを続ければ、胸は大きくなる?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
マッサージだけで胸そのものが恒常的に大きくなるとは確認されていません。ただし、バストの見た目は胸そのものの大きさだけで決まるわけでもありません。
この記事では、バストアップマッサージの基本的なやり方と、アンダーや肩の位置まで含めて胸元を整えるセルフケアを紹介します。
バストアップマッサージで胸は大きくなる?
マッサージをした直後に、胸が少しふっくらしたり、位置が変わったように感じたりすることはあります。
ただし、その変化と「胸そのものが増えた」ことは分けて考える必要があります。
マッサージだけで胸そのものが増えるとは確認されていない
胸は主に脂肪や乳腺などでできています。
そのため、「脇や背中のお肉を揉めば、そのまま胸の脂肪として定着する」「乳腺を刺激すれば胸が育つ」といった仕組みまで確認されているわけではありません。
強く揉んだり、長時間マッサージしたりすれば、その分だけ胸が大きくなるとも言えません。
バストマッサージは、胸そのものを増やす方法というより、胸やその周辺をやさしくケアする方法として取り入れる方がよいでしょう。
バストの見え方は胸の大きさだけでは決まらない
一方で、バストアップを「胸そのものを増やすこと」だけで考える必要もありません。
たとえば、肩がすくんで胸元がつぶれている状態と、肩の力が抜けている状態では、同じ胸でもバストトップやデコルテの見え方が変わります。
アンダーとのバランスも同じです。トップの大きさが変わらなくても、アンダー周りとのメリハリが出ると、胸が大きく見えることがあります。
胸そのものの大きさだけではなく、トップの位置やアンダーとのバランスまで含めて見ることが、バストケアでは大切です。
バストアップマッサージのやり方
バストアップマッサージでは、胸だけを強く揉む必要はありません。
最初にクリームやオイル、ボディミルクなどをなじませ、手がなめらかに動く状態を作ります。肌を直接何度もこすらないようにしてください。
1.鎖骨の下からデコルテをほぐす
4本の指や手のひらを使い、鎖骨の下からデコルテ周辺へやさしく触れます。
小さな円を描くように動かしても構いません。力を入れて押し込むのではなく、胸の上側から肩周りまで広く触れるイメージです。
痛みがなく、心地よく感じる程度の強さで行います。
2.脇からバストの外側をなでる
次に、脇の前側からバストの外側へ手のひらを当て、胸の方向へゆっくりなでます。
よく「脇のお肉を胸へ集める」と表現されますが、脂肪を移動させて胸へ定着させることが目的ではありません。
胸だけではなく、脇やその周辺まで一緒にケアするイメージで行います。
3.バストを下からやさしく支える
手のひらをバストの下側へ当て、少し持ち上げるように支えます。
強く押し上げる必要はありません。鏡を見ながら、どの位置だとバストトップやデコルテがきれいに見えるか確認してみてください。
胸そのものの大きさだけを見るのではなく、トップの高さや胸元全体のバランスも一緒に見ていきます。
4.外側から中央へ丸みを整える
最後に、胸の外側へ手のひらを当て、中央へやさしく寄せます。もう片方の手で下から支えながら行っても構いません。
強く寄せ続ければ、その位置に胸が定着するわけではありません。
左右差や丸みなど、バスト全体の状態を確認しながらやさしく触れる程度で十分です。
胸を大きく見せたいならアンダーと肩も確認する
胸を大きく見せたい場合は、マッサージだけで終わらせず、アンダー周りと肩の位置も見てみましょう。
胸そのものの大きさが変わらなくても、この2か所によって胸元のバランスが変わって見えることがあります。
息を吐いてアンダー周りを確認する
両手をアンダーバスト周辺へ軽く当て、腰を強く反らさずにゆっくり息を吐きます。
息を吐くにつれて、アンダー周りの広がりが小さくなっていくのを手で感じてみてください。
骨格を力で細くするための運動ではありません。呼吸したときに、アンダー周りがどのように動いているのかを知るために行います。
その状態で鏡を見ると、トップとアンダーのバランスも比べやすくなります。
肩の力を抜いて胸元をつぶさない
次に肩の位置を見ます。
一度肩を軽くすくめてから、力を抜いて下ろしてみてください。
肩を後ろへ強く引いたり、腰を反って胸を張ったりする必要はありません。首を少し長くするようなイメージで、肩の力を抜きます。
肩をすくめているときと比べながら、バストトップやデコルテがどう見えるかを鏡で見てみましょう。
正しい姿勢を無理に作るのではなく、胸元がつぶれにくく、自分できれいに見える位置を知ることが目的です。
自宅では3つを続けて行うと分かりやすい
セルフケアは、マッサージだけを長く続けるよりも、次の順番で胸元全体を見ていくと分かりやすくなります。
- バスト周辺をやさしくマッサージする
- 息を吐いてアンダー周りを見る
- 肩の力を抜いて胸元の見え方を見る
最後に鏡で正面と横から、トップの位置、アンダーとのバランス、デコルテ、左右差を確認します。
「何カップ大きくなったか」だけではなく、どこが変わると自分の胸元がきれいに見えるのかを探してみてください。
強く揉めばバストアップしやすいわけではない
胸を大きくしたいと思うほど、強く揉んだ方が変化しそうに感じるかもしれません。
しかし、痛みや赤みが出るほど刺激する必要はありません。
強くつまむ、引っ張る、赤くなるまでこするといったマッサージは避け、心地よく触れられる程度にしてください。
いつもと違う変化がある場合はマッサージしない
新しく気づいたしこり、血の混じった分泌物、乳首周辺の治りにくいただれ、胸のくぼみや変形などがある場合は、マッサージでほぐそうとせず医療機関へ相談してください。
美容のためのセルフケアと、身体の異変への対応は分けて考える必要があります。
普段から自分の胸に触れていると、いつもとの違いに気づくきっかけにもなります。
生理前・生理中は無理に行わない
生理前や生理中は、ホルモンの影響で乳腺が張り、少しの刺激で痛みを感じやすいタイミングです。
この時期はマッサージを控え、バストだけでなく身体全体を労わって過ごしましょう。
セルフケアとバスト専門サロンは見る範囲が違う
ここまで紹介したマッサージやアンダー、肩の確認は自宅でもできます。
一方で、自分でバストを見ると「胸そのものをどう大きくするか」に意識が向きやすく、ほかの部分を見落とすことがあります。
「胸を大きくしたい」の中身は人によって違う
同じ「バストアップしたい」という悩みでも、気になっている部分は同じとは限りません。
胸そのもののボリュームが気になる方もいれば、トップの位置、デコルテ、左右差、アンダーとのバランスが気になる方もいます。
背中や二の腕との境目が気になり、上半身全体をきれいに見せたい場合もあります。
どこを整えると見た目が変わりやすいのかは、胸だけを見ていると分かりにくいことがあります。
サロンドベルでは上半身全体からバストを見る
サロンドベルでは、バストだけではなく、デコルテ、背中、二の腕、肩周り、アンダー周りまで含めて胸元の見え方を確認します。
胸そのもののサイズだけを追うのではなく、どこを整えると、その方が目指すバストに近づいて見えるのかまで考えるのがバストケアです。
セルフケアをしても変化が分かりにくい場合や、自分ではどこを見ればよいか分からない場合は、バスト専門サロンで上半身全体を確認してもらう方法もあります。
バストアップマッサージについてよくある質問
バストアップマッサージは毎日した方がいいですか?
毎日行わなければならないものではありません。
回数を増やすことよりも、肌に負担をかけず、痛みや赤みが出ない範囲で行うことを優先してください。
強く揉んだ方が胸は大きくなりますか?
強く揉むほど胸が大きくなるとは確認されていません。
痛みが出るほど押したり、皮膚を強く引っ張ったりする必要はありません。
また、バストのハリを支えるクーバー靭帯、とても繊細な組織です。
強い刺激によって、切れたり、伸びたりしてしまい、かえってバストが垂れさがる原因になることもあります。
脇のお肉を胸へ流すとバストアップできますか?
脇のお肉を揉んで胸へ移動させ、そのまま胸の脂肪として定着させられるとは確認されていません。
脇から胸の外側まで広く触れる方法は、バスト周辺を一緒にケアする方法として取り入れるとよいでしょう。
マッサージ以外に自宅でできることはありますか?
アンダー周りと肩の位置も見てみてください。
息を吐いたときのアンダーの状態や、肩の力を抜いたときのトップ・デコルテの見え方を比べると、自分の胸元がきれいに見える条件を探しやすくなります。
まとめ|バストアップは胸を揉むだけで考えない
この記事のポイントは次の3つです。
- バストアップマッサージだけで、胸そのものが恒常的に大きくなるとは確認されていません。
- 胸元の印象は、胸の大きさだけでなく、トップの位置やアンダーとのバランスによっても変わります。
- 自宅では、やさしいマッサージ・アンダー周り・肩の位置を一緒に見ると、胸元全体をケアしやすくなります。
「胸を大きくしたい」と感じたときほど、胸だけを見るのではなく、自分が変えたいのはボリュームなのか、トップの位置なのか、デコルテなのかを確認してみてください。
変えたい部分が分かると、自宅で続けるケアと、専門サロンへ相談したいことも整理しやすくなります。


